新年度になりました。
COVID-19ますます大変になってきましたね。軽症例が多いのが厄介な所です。気をつけてはいるものの、どこかで自分が感染してしまったんじゃないかと疑心暗鬼になってしまう今日この頃です。
羊土社レジデントノート、何となく研修医の多くが読んでいるイメージだったので、定期購読してみることにしました。
持ってなかったペンライトももらえるらしいし。
ついでにこんなものがあったのでやってみました。
「春の研修医応援企画 ドリル祭り 2020」
https://www.yodosha.co.jp/rnote/drill_festival/index.html
問題1〜8からピックアップ。 ・急性胆管炎 Tokyo Guidelines 2018が参考になる。 市中発症例では胆管炎・胆嚢炎ともに腸内細菌や嫌気性菌が多い。重症例や免疫不全患者、院内感染例ではSPACE、腸球菌を疑う。(SPACE:院内感染の原因となる代表的なGNR。Serratia, Pseudomonas, Acinetobacter, Citrobacter, Enterobacter) エンピリック治療時には院内のアンチバイオグラムを考慮に入れる。 ・無症候性細菌尿 基本的に培養や治療は行わない。ただし妊婦、小児、術前は例外となりうる。妊婦は無症候性細菌尿から腎盂腎炎への移行率が高い。 ・てんかん てんかんは脳波と反復する病歴が診断の鍵。安易に診断してはならない。 てんかんによる痙攣と失神による痙攣の鑑別が重要(historical criteria)。てんかんによるものは片側性に始まるため、舌の咬傷も片側性であることや、不自然な肢位をとることが特徴。長くなってしまいましたが今日はここまで。COVID-19についての記事もいつか書ければいいなと思います。